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どうもこんばんは,雪国のスミオです。
今回は,2010年度北海道,まさかの正答率0.0%の問題を紹介していきます。(0.01%等で,四捨五入されている可能性はアリ。)
この年の他の裁量問題:https://hokkaimath.jp/blog-entry-81.html
立方体の軌跡
出典:2010年度 北海道高校入試 裁量大問6
難易度:★×6 範囲:中1,中3図形
総試験時間:45分 配点:9点/60点
<問題>
<PDF,解答例はこちら↓↓>
今回は,2010年度北海道,まさかの正答率0.0%の問題を紹介していきます。(0.01%等で,四捨五入されている可能性はアリ。)
この年の他の裁量問題:https://hokkaimath.jp/blog-entry-81.html
立方体の軌跡
出典:2010年度 北海道高校入試 裁量大問6
難易度:★×6 範囲:中1,中3図形
総試験時間:45分 配点:9点/60点
<問題>
<PDF,解答例はこちら↓↓>
・Seesaaサーバー
<解答・解説>
<コメント>
問題自体は大したことないのですが......
・証明問題(2010年度 北海道)
など,そもそもこの大問6までたどり着くまでに,いくつもの関門がありすぎたので,この正答率となりました。
どれも「そこまで難しくない」のですが,「良い感じに捻られたそこまで難しくない」が大量に出題されたら,恐ろしいことが起きます。
これ以降反省したのか,ここまで難しい数学の入試は作られておりません,(片鱗が見られたのは,2018年度。)
裁量問題が廃止され,応用問題とかいう訳分からないものになる2022年度からはどうなるでしょう。
いずれにせよ,受験生の実力,勉強した証がしっかり反映されるものであって欲しいですね。難しすぎても,易しすぎても,公平な入試とは言えません。
全受験生が納得する入試を作るのは難しいのですがね。
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comment
もう当時の問題は全く覚えてませんでしたが、この問題だけは何故か記憶に残ってました。
最初に全問を見渡した時に、この問題をマトモに解いたら時間が足りなくなると直感的に感じた記憶がうっすらあります。
捨てて他の問題に力を注いだはずです。
終了後に自宅で自己採点すると40点程度で、得意科目なのに思ったより伸びなかったな~と思っていたら、
実力が上だったはずの同塾生たちの誰よりも点が取れていることが後から判明してびっくり。
この数学でメンタルを崩した受験生が続出したらしく、塾の自己採点会場はお通夜状態だったそうです。
今思えば、相対的に見て人生で一番の、実力以上の出来が奇跡的にこの日に出てくれた、思い出深い受験でした。
今年度の問題は簡単でした。しばらく北海道はこんな無茶はしないでしょう......。
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