割り算と式(2016年度函館ラサール高校)

2020/06/21
カテゴリ:@ 計算問題,整数問題

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入試範囲が狭くなったら,代わりに出題される可能性の高い問題の1つとして「整数問題」があります。

学校の授業ではあまり扱われませんが「問題文を読めばわかるでしょ」というノリで出題されます。
ちなみに過去の北海道高校入試では,明らかに特殊な対策必要な問題が回出題されています。
・これの2010年度とか

今回の函館ラサールの問題は,特殊な対策は必要ありません。問題文を読めれば,小学生でも解けます。しかし,入試で出題されたら,少なくない中学生が「面倒だ」という理由で放棄しそう......。

「割り算と式」
出典:2016年度 函館 ラ・サール高校 過去問
範囲:関数,相似,回転体 難易度:★×3
124-1.png


<PDF,解答例はこちら↓↓>



<PDF>
warizantoshiki.pdf








124-2.png


<コメント>
高校入試において,出題範囲が短くなったとき,代わりとして出題される可能性があるのが「読めばわかる整数問題」です。

一般的な小学校,中学校の授業では扱われませんが,読めばわかるでしょう,ということで出題しやすい。数学の力というよりは「いかに問題文をちゃんと読めるか」が問われています。

①は問題文読めれば小学生でも解けます。でも,公立入試で出されたら,案外捨てる受験生多そう(問題文を読むのを放棄する)。

②は一応中学生らしく素因数分解していますが,まあその必要もないですね。高校入試というよりは中学入試で出題されそう。

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